2021年09月16日(木)
2021年09月16日(木)
いつも友進なぅ。をご愛読いただきありがとうございます
友進では建設ICTを積極的に導入しています!!というのは
きっと友進を知っている人なら頷いてもらえるかと思いますが
美濃加茂市発注の牧野ふれあい広場整備工事では
コマツさんが2015年にスタートさせたスマートコンストラクションを導入
多機能な重機が動き回ったりドローンが飛び交ったり
“よく分からない何か”が設置されていたりと
ワクワクが止まりません( *´艸`)
SMART CONSTRUCTION(スマートコンストラクション)は
コマツさんが2015年にスタートさせたソリューションサービスです
きっとコマツさんも自社ホームページに設置されている
「スマートコンストラクション導入事例」でこの現場を取り上げて
ババーンと紹介してくれるとは思いますが・・・
待ちきれないので友進なぅ。で導入事例を紹介しちゃいます( *´艸`)
スマートコンストラクションはICTで人、建設機械
現場にかかわる様々な情報を繋ぎ、「未来の現場」の実現を目指す
「えっ!?そんな事できるの?!」とビックリしちゃう技術です(*‘∀‘)
今回そんなスマートコンストラクションを
牧野ふれあい広場整備工事で導入したので紹介します(‘ω’)ノ
この牧野ふれあい広場整備工事はとにかく広い現場なので
測量をするだけでも一苦労な現場です(;´Д`)
人が測量器を担いで歩き回るのも大変ですし
大変な思いをして収集したその測量データを管理することも
これまたとっても大変になってしまいます
そこでこの現場ではスマートコンストラクションを導入する前に
ドローンによる測量が行われました
とてつもなく大きなドローンです(゚Д゚;)
僕を乗せて飛び立てそうな位の勢いで上昇し
あっという間に高い所から測量を開始しました
このドローンはあらかじめ飛行ルートが設定されていて
そのルートの通りに飛行し測量してくれます
なんて賢いのでしょう・・・(*´Д`)
このドローンを導入したことによって
約18,350㎡という広大な牧野ふれあい広場の測量が
なんと半日もしないうちに完了しました
先ほどのドローン測量は測量屋さんにやってもらいましたが
ここからいよいよスマートコンストラクションの出番です!!
この記事の最初に話した“よく分からない何か”とは
EdgeBoxという現場に設置するデータ処理機です
なんだか可愛い見た目ですしデータ処理機なんて簡単に話しましたが
このEdgeBoxが出来る事は全然可愛くないです(;´Д`)
EdgeBoxはドローンから送られてくる航空写真のデータを
搭載した画像処理ソフトにより3Dのデータに変換してくれます
それも障害物などの不純物を除去した状態のデータを作ってくれるので
わざわざ障害物をどかしてから・・・なんて必要ありません( *´艸`)
それだけではなくて、現場で使用している
スマートコンストラクション対応機械の位置情報や
作業状況を全て把握してくれます
作業の進捗状況をドローンを飛ばせばすぐに確認できて
従来の様に進捗状況の確認をするための測量も必要ありません
恐るべしEdgeBox(゚Д゚;)
ちなみに普段の進捗状況を確認するドローンは
最初に見てもらった大きなドローンではなく
ちょっと小さめのドローンです
小さめとは言いつつもそれなりに大きく
友進に居る「ブンブン丸」ほどの可愛さはありませんが
あっという間に現場上空へ飛び立つ様は頼もしいです
ちなみにこちらが友進の可愛い「ブンブン丸」
たった199gの可愛い手乗りドローンです(*´ω`)
とても可愛いのに高性能なブンブン丸ですが
当然測量などの機能は無く、スマートコンストラクションとは一切関係無いので
可哀想ですが当分の間は箱の中でお休みです・・・(‘Д’)
さて次は重機好きにはたまらない重機のご紹介です(‘ω’)ノ
牧野ふれあい広場にはスマートコンストラクションと合わせて
より効率よく、より安全に工事を進められるように
多機能で賢すぎる重機が導入されています( *´艸`)
これはよく見るバックホウ(油圧ショベル)という重機ですが
当然この現場にあるという事はただのバックホウではなく
マシンガイダンスシステム搭載のバックホウです
マシンガイダンスについては以前にもブログで紹介しています
この記事の中で説明していたように
どれだけ掘れば良いのかがモニター等で確認できるので
確認の為に計測したりする必要がありません
そして今回の重機はそれだけじゃなくて・・・
大きなブルドーザーです(*´ω`)
もちろん大きいだけではなく、マシンガイダンスでもなく
こちらはマシンコントロール搭載のブルドーザーです
ちょっとだけ運転席に座らせてもらいました
いざ乗ってみると高いですね(;´∀`)
雨で視界が悪かったのでドアを全開にしています
マシンコントロールについても以前にちらっと紹介しているのと
ホームページのトップでも動画で紹介していますので
気になった方は是非ご覧ください(*´ω`)
先ほどのマシンガイダンスと
マシンコントロールの違いについて
あんまりピンとこない人もいるかと思いますが
マシンガイダンスはあくまでも「ガイド」なので
設計値まで掘ったりする操作はオペレーターが行いますが
マシンコントロールは機械が自動で動いてくれます
なのでマシンガイダンスは「カーナビ」
マシンコントロールは「自動運転」
なんて上手い事言った人もいます
と、こんな感じでこの牧野ふれあい広場整備工事では
色々な技術が投入されて、最先端の施工が行われています(*´ω`*)
今後はこういった技術を導入した施工が多くなり
色々な現場でドローンが飛んだり、高性能な重機が配置されたりと
効率化が進んでいくのでしょうね(*’ω’*)
スマートコンストラクションの導入事例
如何でしたでしょうか?
きっと建設業をよく知らない人は
「今の建設業ってこんなんなってるの?!」と
驚いてしまったんじゃないでしょうか( *´艸`)?
建設業の未来は明るいです!!
現場からは以上です(‘◇’)ゞ